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なれずしと共に45年

八ツ房には歴史があります

紀州日高の温暖な気候と豊かな自然のめぐみあふれる御坊市で、伝統食なれずしの専門店として、素材と味にこだわりつづけて45年。

ひとつひとつ、まごころを込めてお作りしています。

 

古きを守りつつ、時代に沿った新しい要素も取り入れながら、素晴らしい紀州のなれずしを後世に残していきたいと願っております。

    

                  ---なれずしの歴史---

 

日本の食文化として国内外を問わず人気のある寿司の起源は、はるか遠い昔、古代東南アジアの人々が、炊いた穀物に川魚を漬け込んで保存したのが始まりとされ、それが中国から稲作とともに日本へ伝わり、

日本の各地域で保存食として、なれ寿司が作られ伝承されてきました。

 

その後長い年月をかけて寿司の主流は酢を用いたものとなり、現代の文化に至ります。

 

わが国だけでも1000年以上の歴史があるなれずしは、まさしく寿司のルーツです。

 

紀州のなれずしの歴史はその昔、「平維盛が和歌山県有田郡清水町に隠れ住んでいたとき、源氏の追討を受け護摩山に逃げた。

 

急を聞いた家来の一人が、炊きたての飯を桶に詰め塩鯖を乗せて走った。

 

山中でそれを食べようとしたら、すしになっていた」と伝えられています。

 

また、滋賀県の鮒ずし、秋田県のハタハタ寿司と並ぶ日本三大なれずしのひとつとして有名で、特に五穀豊穣を祈る秋祭りの時期には欠かせない郷土料理として、古くから各家庭で盛んに作られてきました。

 

天然の殺菌作用をもつ香り良い暖竹(あせ)の葉に包むのが特徴です。

 

当店では、伝統を守りながら独自の改良を重ねた現代の人に合うなれ寿司を、

日々丹精を込めてお作りしています。

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